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がん再発(5)

いざ入院してみますと一日中ゴロゴロしているだけで何の用もないのですから、越し方行く末をどうしても考えます。

頭に浮かんでくる「あの人この人」「友人たち」は病気もしないで、元気に過ごしているのは何故だろう・・・・・

何で私だけこんな病に罹るんだろう・・・・・・云々・・・・ なんて甘ったれた考えがどうしても出てきます。

でもよくよく考えで見ますと、

私はまだ死んだわけではありません、勿論いずれは人間誰しも死ぬのですが、その日だけは誰にも予測出来ません。

それなら今回の再発では私は死なないで済みそうですが、今元気なあの人々といえども、今の一瞬は生き延びられている

だけで次の一瞬は生きられるのか、或いは死が訪れるかは全く解らない筈です。

だとすれば健康な人も病人も・・・・老若男女・・・・全ての人に極めて公平な確率で死の一瞬は訪れるのではないか、と

思ったら大変気楽になってしまいました。

・・・・・人間は平等でさえあれば、多少の苦労や悩みには耐えられる生き物なんでしょうか・・・・・
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